らーめん街道(酒田ラーメン・かみのやまらーめん・米沢ラーメン)マップ
米沢、酒田、山形とそれぞれの個性を競いあう「やまがたのラーメン」。食べ比べては如何でしょうか、代表的なお店をご紹介。
山形のラーメン、群雄割拠!
現在は全国で知られる「冷しらーめん」ですが実は山形発祥なのです。夏の暑い日に勢いよくすするのが最高。
さて夏、チョー暑い山形市では「冷しらーめん」が定番。冷たいラーメンとは“冷やし中華”ではなく、文字通りふつうのラーメンの冷たいもの。スープの脂が固まらないよう工夫が凝らされた逸品で、山形じゃないと食べられません。
やまがたの“麺”はラーメンもあります。 ご当地ラーメンとして、いち早く定着した「米沢ラーメン」は、鶏ガラと魚ダシの醤油味で、ちぢれ麺が基本。 南陽市では赤湯独自の辛みそ味と醤油味のラーメンも有名。 また、酒田のラーメンは鶏ガラと魚ダシの醤油味ですが、ワンタン麺やミソ味など店ごとに違った人気メニューがあります。
そして新庄・最上のラーメンといえば「もつラーメン」が有名。チャーシューの代わりになんととりもつが乗っかってるという変わり種ですが、意外にあっさり味でイケてます。
①酒田ラーメン(酒田市)
「酒田のラーメンを考える会」では、地元酒田のラーメンを全国にPRするために、さまざまな活動を行っています。スープや具はもちろん、自家製麺にもこだわっており、7割以上が自家製麺です。同会ではホームページも公開しており、店主自らお店のPRや味へのこだわりを語っています。
問い合せ先:酒田のラーメンを考える会(酒田市麺類食堂組合内) TEL.0234-92-3582
②もつラーメン(新庄市)
あっさりめの醤油スープとよく煮込んだ「とりもつ」との絶妙なバランスがくせになる、新庄の名物ラーメン。
新庄市民には、もうお馴染みの味です。
③冷やしラーメン(山形市)
その名の通り冷たいラーメンであり、スープも麺も冷たく、氷を浮かべることもある。冷やし中華とは異なり、通常のラーメンと同じようにたっぷりのスープに麺が浸されている。スープは醤油味が一般的で、冷やし中華のように酸味は強くない。
かみのやまラーメン(上山市)
上山市は蔵王連峰のふもとに位置する温泉と歴史の街です。市内の有志が中心となって、「かみのやまラーメン」のPRが行われており、「かかしラーメン」の愛称でも親しまれています。
問い合せ先:上山市観光協会 TEL.023-672-0839
④赤湯ラーメン(南陽市)
赤湯ラーメン(あかゆラーメン)は山形県南陽市(旧赤湯町)で供されているご当地ラーメンである。山形ラーメンは醤油ベースのスープのラーメンが多いが、赤湯ラーメンは味噌ラーメンに辛味噌がトッピングされていることが特徴である。「赤湯ラーメン」「赤湯からみそラーメン」「赤湯辛味噌ラーメン」は考案した店である龍上海の登録商標でもある 。
⑤米沢ラーメン(米沢市)
上杉の城下町 米沢には、ラーメン屋さんが100軒以上あります。細打ちの縮れ麺が特徴で、スープはあっさりした醤油味が主流です。海の幸の具がたくさん入った「そんぴんラーメン」や、米沢名産の米沢牛が入った「まんぎりラーメン」などの共通メニューがあります。
*「そんぴん」は米沢地方の方言で「ひねくれ者」の意味。